(醸造元)徳吉醸造

大正10年、豆味噌やたまりの醸造蔵として南知多町に創業した徳吉醸造。今なお昔ながらの伝統製法で豆味噌やたまりを作り続けています。三河湾の鮮魚に合う調味料として地元漁師町の飲食店に評価されるとともに、徳吉醸造ならではの深い味わいが全国各地の飲食店や家庭で愛されています。
麹蓋や杉樽仕込みによる昔ながらの伝統製法。

徳吉醸造では全国的にも珍しい「麹蓋(こうじぶた)」と呼ばれる木箱に、蒸した大豆、大麦、米の麹を少量ずつ盛り分けて、一枚一枚、丁寧に手作業で麹づけしています。金具を一切使わない本来の杉樽に仕込み、ゆっくりと醸造。杉樽には代々引き継がれた酵母が生きています。
長期間熟成させることで特有の色、味、香りが生まれる。

麹と塩水を杉樽に仕込んでもろみを作ります。たまりは仕込む塩水量が少ない点も特徴です。重石をのせ、汲みかけ作業を繰り返し、8ヶ月から1年強寝かせます。長期間熟成させることで麹菌や酵母、乳酸菌が働き、さらに熟成されて特有の色、味、香りが生まれます。
徳吉醸造ならではの味を4代にわたり100年守り続ける。

4代にわたり南知多町で豆味噌・たまりづくりに一心に力を注いできた徳吉醸造。令和3年には100周年を迎えました。粒の大豆麹がそのまま残った辛口の田舎風粒味噌「千賀みそ」や、煮魚や煮物に合う色が濃く甘口のたまり醤油「天たまり」など伝統の味が伝えられています。
徳吉醸造
愛知県知多郡南知多町大井塩屋10
TEL.0569-63-0310
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