(醸造元)中定商店

明治12年から続く中定商店では、高さ約2.4メートルの巨大な大杉の「八尺桶」が今も現役で活躍しています。昔ながらの製法を守りながらも時代に合う豆味噌やたまりの開発を続け、大杉桶で3年の熟成を重ねた「宝山味噌」や「宝山たまり」は、自然のままのまろやかな味で好評を得ています。
良質な麹と職人技が育む、天然醸造の”生きている味噌”。

豆味噌の原料は大豆と食塩のみ。大豆を豆麹にして食塩水とともに仕込み、長期熟成します。中定商店の「宝山味噌」は加熱殺菌しない天然醸造にこだわる“生きている味噌”。そのため麹が味や香りの決め手となります。長年受け継がれる大杉桶と、通気性や温度調節に優れる蔵という良質な麹を育む環境と、熟練の職人技があってはじめて完成します。
子どもの頃から親しんでほしいと、手作り味噌教室や原料販売を実施。

豆味噌やたまりという食文化を、より多くの人に伝え、子どもの頃から親しんでほしいと「手作り味噌教室」を開催。自分で手作りした味噌を味わうと他の味噌には変えられないと言います。家庭で味噌づくりを楽しみたいという人のために麹や蒸した大豆などの原料販売も行っています。
醸造文化を今に伝える空間で、豆味噌やたまりの製造工程を見学。

武豊の醸造文化を今に伝えたいと「醸造伝承館」を昭和62年に開館。大正5年に建築し、食塩の倉庫として使用していた「大五蔵」を改装した建物には、当時の醸造用具や資料などが展示され、豆味噌やたまりの製造工程も見学できます(要予約)。平成28年には国の登録文化財になりました。敷地内には古蔵を再利用した直売店「本蔵」もあり、豆味噌やたまり、麹、甘酒の購入や試食もできます
中定商店
愛知県知多郡武豊町小迎51
TEL.0569-72-0030
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